素食な生活について

食べ物って、ただおなかを満たせばいいってものではなく、カラダをつくるもの。毎日を元気に楽しく生きるためには、食生活が基本です。現代の食事は、一見とっても豊かですが、食べ過ぎたり栄養が偏ることで、肥満や病気を引き起こしているのが現実です。

毎日毎日テレピや雑誌など、健康に関する情報が嵐のように吹き荒れています。「一体何がいいの?」と迷ってしまいますよね。また「●●●はカラダに悪い」という情報に振り回されすぎたり・・・・。異常なまでに食べ物の情報に捕われることをフードファディズム (food faddism)と呼ばれています。この現象は、近年ますます強くなっていて、消費者の不安をあおって品質の疑わしい高額商品を売りつける悪徳業者も人もいますので、なんでも盲目的に信じられません。

なにか迷った時、私は伝統的な食文化としてはどうなのかと考えます。情報の嵐の中でさまよう船が灯台の光に導かれるように、伝統的な食の知恵は、私たちを導いてくれているように思えてなりません。そんな食の知恵を私たちの次の世代に手わたすことが私たち大人の務めかなーと思うのです。

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最近はデトックスやマクロビオティック、ベジタリアン、薬膳・・・・、いろいろな健康食があります。どれもすばらしい健康法であり、人間が自然にいかされていることに感謝するすばらしい思想に基づいています。そんな健康法を実践する人が増えているのも事実ですが、一方で特別な調理法や素材を使うこともあり、なじめない人がいたり、健康や環境にまで思いがいたらない人もいて、どんどん二極化しているように思います。

私は、日本人の中のごくごく一般的な私たちが、一般的なスーパーで買い物でする食べ物で実践できる健康食ってなんだろうと考えるようになり、伝統食やさまざまな健康食のよいところ、共通項、誰でも実践できそうなこと、大切なことを「素食」としてまとめてみました。

フードファディズムに陥らないですむためには、どんな情報にも振り回されないためには、ぶれないためのメディアリテラシー(情報の読み取り、判断する力)がいります。私は、「素食」がその指針の一つになるものと、提案しています。

食べものの問題は、健康だけでなく、ゴミやエネルギー、生態系バランスなど、環境の問題にもつながっています。もちろん完璧に環境に負荷をかけない暮らし方なんてできなません。でもとにかくおいしいから食べたいだけ食べちゃおうではなく、これからは自然からの恵みを大切にいただく食べ方=素食を求めていきたいなと思うのです。

時にはごちそうも楽しみつつ、日々はつつましく、なおかつ丁寧に日常の中に美を見い出す、日本人の生き方。それが素食の心かなー。そんな生き方を探究していきたいと思っています。

そんな素食の生活を実線できる日もあれば、できないこともあります。そんな毎日を綴っているのがブログ「素食な生活」です。