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食物繊維は大腸ガンに効かない!(2003.2.23)

以前BBSでご質問いただいたテーマなんですけど、Topicsでも紹介しておきたいと思います。


2002.10.2付けの朝日新聞に「食物繊維は大腸ガンに効かない!」という記事が出ていました。しかも、たわしの家から歩いて10分くらいの兵庫医大の研究なもので、特に興味深かった(関係ないんですけど)。

この医大のグループが、大腸の内視鏡検査でポリープがあった40〜65歳までの男女400人で調査したらしいです。
○「食事指導のみ」○「食物繊維を含む小麦ふすまビスケットを食べる」○「乳酸菌の粉末を飲む」○「両方をとる」の4グループに分けて9年間も便と内視鏡の検査をしました。

4年目の検査で、1センチ以上の腫瘍ができた人が「ビスケットチーム」には7人いて、他のグループにはいなかった。また「乳酸菌チーム」は、4年目検査で悪性度の高いがんの発生率が、他のグループの7割りに抑えられた。

というような結果から、乳酸菌は効果があるけれど、食物繊維は効果はないと結論づけています。アメリカではとっくの昔に効果がないという結果が出ていて、これを追認したものだそうです。

でもこれで食物繊維はまったく役に立たないというわけではないと思います。この世に不必要なものはないと言いますしね。

大腸ガンへの予防効果はないということですが、食物繊維は体内に取り込まれた有害物質やダイオキシンなどを排出する働きがあります。米糠などは、食べていない時とくらべると4倍もダイオキシンを
排出する効果があるそうです。

そういう意味では、ダイオキシンや有害化学物質はガン発生の可能性がある物質ですので、ガン予防に役立つといえそうですね。

まあ、食の原点は、食物繊維か多いからごぼうを食べるというよりも、
「おいしい」とか「ありがたい」という気持ちで食べる
ものなのかなーとも思います。

よければALLABOUTで書いた私のコラム「食べ物でダイオキシンを低減!」もお読みください。なんてPRしたりして・・・。