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五訂食品成分表に見る、旬の大切さ(2001.3.26)

最近「五訂日本食品標準成分表」が出ました。今までの四訂から随分かわったようです。食品の項目が増えたのはもちろん、栄養所要量なんかはビタミンCが増えてます。いろいろと役立つ情報がたくさんあるのですが、一番目についたのは、例えば、「ほうれんそう」の項目は、ビタミンCに*マークがついていて、冬採りは60mg・夏採りは20mgと、丁寧に分けて書かれてあります。これで、季節によって、栄養価が違うことが具体的に分かります。

つまり、ほうれんそうは、旬が冬場なのに、自然の流れに逆らって、夏場作ると命のパワーが落ちてるということだと思うんです。いろいろなメディアで、「緑黄色野菜が健康によい」とほうれんそうを紹介すると、スーパーではほうれんそうが売れる。トマトの色素、リコピンがガン予防によいと聞くと、冬でも生のトマトを食べるとか・・・。もしも自分がガンになって、わらをもすがりたい時は、トマトを山盛りたべちゃったりするかもしれないけれど、やっぱり旬の食べ物をいただくということは、すごく大切なことだと思います。

「素食=伝統食」のコーナーでも書きましたが、夏にはカラダの熱をとってくれる水分の多い野菜が多く、冬はカラダをあたためる根野菜が多いように、日本には四季があり、その季節季節にふさわしい食べ物が育ち、またそれを食べる私たちのカラダを健康にしてくれます。なんとうまくできていることか。自然の力って、すごいですよね。