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やっぱり食性が大切-狂牛病さわぎ(2001.8.23)

ヨーロッパで始まった狂牛病さわぎ。ドイツやイギリスを初め、これまでの政策を変えて、生産から消費まで一貫した食品政策を図っています。

一方消費者は、恐くて牛肉はもう数年食べていないという人が多く、学校給食でも菜食主義の方針の学校もみられます。

イギリスデボン州の村ハートランドのある市立中学では、生徒が給食の調理に参加するそうです。環境保護の視点から地場の有機栽培の野菜や、発展途上国の自立を支えるために、フェアトレードの農産物も選んで食べています。パンをこね、料理をしながら、先生や友だちと「なぜ有機野菜がいいのか、肉を避けるのか、地場の農家を支えるのか」を話し合うそうです。

なんともうらやましいですよね。環境のこと、健康のこと、経済のことを考えながら、食という命につながる大切なものを学んでいます。

もともと狂牛病の感染因子は、羊などには見られても牛にはなかったらしいです。牛肉の生産性を高めるため、本来は食物性のえさしか食べない牛のえさに、牛や羊の骨なんかを混ぜて早く大きくしようとしたのが原因ではないかと言われています。

動物の食性を無視して、経済的な効率ばかり優先してきた人間の身勝手さが生んだものと言えます。牛にしたら、あんなにたくさん殺されていい迷惑ですよ。食性に関しては、ヒトの食性も参考に見てくださいね。