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台湾素食レストラン探訪(2002.9.5)

素食というと、粗食みたいなんですけど、中国では精進料理(仏教の戒律で動物性の食品やにんにく、ねぎなどの精がきつい食べ物を禁じている食事)のことを「素食」あるいは「素菜」と言います。

日本だと、京都のお寺やお寺の近隣の専門店でしか精進料理を味わうことは、なかなかできないと思いますが、台湾では立派な素食レストランだけでなく、このような気軽なバイキング形式のお店があちらこちらにあるのです。このお店の斜向いにも同様の素食館がありました。

精進料理のレストラン「蓮縁素食館」

ずらりと並んだ素食メニュー。どれもヘルシーでおいしかった!

中に入ると、すぐ目の前にこんなにメニューが並んでいました。全部で30種類以上あったかな。もちろん、すべて精進料理、ベジタリアン料理とも書いてあります。

おかゆや味噌汁(台湾は日本料理の影響も受けているので)、スープ、おかず類は野菜料理の他に、ゆばの揚げ物や犠牲豆腐など、けっこう食べごたえがあります。豆腐・ゆばなどの大豆加工品のアレンジはさすがだなーと思いました。

トレイに好きなものをのせて、ごはんものと汁ものだけ別会計。いくらか詳しくは忘れたけれど、600円くらいでしっかりおなか膨れたと思います。

精進料理だからお年寄りが多いかと思えば、若い学生さん風やOL風の人がたくさん来ていました。これなら毎日のランチでもあきないものね。

気軽な雰囲気なんだけど、お経がBGMだったり、観音様のポスターや仏教のパンフレットがおいてあったりして「本気の精進」って感じもしました。別のお店では、小さな1畳位の構えで、素菜弁当を販売している尼僧コンビも見受けましたよ。

気軽に食べられて、安くて、ヘルシー。しかもバイキング形式なのも嬉しい。バイキング形式のオーガニックランチが食べられるレストランも大阪などではだいぶん増えましたけど、日本でも台北のこのストリートみたいに、当たり前のようにあちこちにあるとうれしいのになー。

クコの実や、なつめなどが入ったいわゆる薬膳スープですよね。