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食医 石塚左玄の食べ物健康法

この本は、自然食養の原典「食物養生法」現代語訳です。

本から---

明治の頃、西洋医学の医者が治せぬ病を、食べ物を変えることによって治した医者がいた。石塚左玄という。我が国食養生医学の基礎をきずいた人である。

---とあります。

そう、石塚左玄こそ、穀物菜食(玄米食)を推奨した食養法の始祖。この人の孫弟子が桜沢如一さんで、石塚左玄の養生法に陰陽思想を盛り込み、海外にも布教し、後にマクロビオティックとして日本に逆輸入。マドンナやトムクルーズ、マイケルも実践しているという健康食としてしられるようになりました。

私もこの石塚左玄の養生法の本を読んでみたかったのですが、明治に書かれた難しい原本にチャレンジする勇気はなく・・・。ところがをわかりやく訳された本を見つけました。

はじめに「要するに本書は、体育・智育・才育は、すなわち食育である」と述べています。最近一生懸命農水省が「食育」と言ってますが、彼はすでに使っていたのですね。しかも「体育・智育・才育」は食育、食生活が基本だと・・・。

また明治時代は西洋文化が導入された頃、「最近は流通も便利になり、なんでも手に入るとか、脂肪や甘い食べ物など贅沢なものが増えた」とか、今の時代とかわらないエピソードが多く、眼差しは現代にもってきてもずれていないと思います。

マクロビオティックなどに興味がある方は、ぜひ読まれるとおもしろいと思いますよ。

橋本政憲訳 丸山博 解題 農文教刊 1500円